[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「…わかったような気がする」
「え?」
「星からの答え…約束の地」
一語一語を、噛みしめるように。
「そこで…会えると思うんだ」
そう言った彼の瞳(め)は、穏やかだった。
緑の輝き(ひかり)に包まれて、メテオは消滅した。その瞬間、祈る彼女の姿を見た気がした。その顔は、優しく微笑んで…そして、私の隣で立ち尽くすクラウドは‥‥愛しそうに、じっと、その姿を見つめていた ――
「‥‥で? これからどうするんだ?」
「セフィロス倒したってことは…もうマテリア要らないよね? ね?」
「あーーっっ、こいつ、いつの間に!?」
「へへーん、《マテリアハンター・ユフィ》様はまだまだ終わりじゃないのさっ じゃ、あたしはお先に帰らせてもらうからさ。またどっかで会おーねー」
「待ちやがれーーっっ」
「よせ、バレット」
「海チョコボに乗っていかれたんじゃぁ、もうムリだよ」
「…ま、あいつらはとりあえず放っといて、と。おまえはどーする、クラウド? ミッドガルで降ろすか?」
「いや、俺は」
‥‥言わないで、クラウド。
「ここで降りるよ」
お願い ――
「ここでって…こんな処で降りてどーすんだ? 大体チョコボなら今ユフィが持ってっちまったぞ」
それには答えずに、ただ、首を振るだけだった。
「…そうか」
ホントは、わかってた。こうなること。
きっともう、クラウドは帰ってこない。
‥‥それでも。
「クラウド」
『おかえりなさい』は云えなくても。
―― ゆっくり、振り向いて
「いってらっしゃい」
―― 静かに、微笑(わら)った。
そして彼は、行ってしまった。
泣かない。大丈夫、だって、泣く必要ないじゃない? …泣いてない、だから。
これは気のせい。
喉の奥が熱いのも、頬を伝う感触も。
「……っ」
―― 忘れないで、クラウド。
あなたには、帰れる場所があることを。
忘れないで。
たとえ、どんなに季節が巡ろうと。どこかで会えると信じてる。
信じてる。きっと、二人に会えるよね‥‥‥
--- 1997.12. ---
| 05 | 2026/06 | 07 |
| S | M | T | W | T | F | S |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
| 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
| 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
| 28 | 29 | 30 |
真性アスキラー。
思いもよらずダブルOが歴代G
の中で一番好きな状況に。
成層圏の向こう側まで狙い
撃つ兄貴を愛してやまず。
BAS●RAの影響で戦国史に
どっぷり。VIVA眼帯。
えろすきーだけどホモスキー
に非ず。
オフラインでは【絶対零度】
というサークル名で活動中。