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……知らなかったよ。
穢すことが、
こんなに簡単だったなんて。
●
虚ろな瞳。
その瞳には、無機質な天井と、自分に覆い被さる影が映っているけれど。
その映像が、形を成しているかは定かではない。
それでもその瞳の色は、綺麗なままで。
アメジストのようなその瞳をじっと覗き込みながら、乱暴に暴いた躯とは対照的に、そっと、優しく唇を塞ぐ。
すでに蹂躪しつくされた口内は、熱く。
されるがまま、湿った音を立てて貪られていく。
その間も、内に埋められた熱は休むことを知らずに。
「何? 大人しくしてればさっさと終わると思ってる?」
耳元で囁かれて、キラの肩がびくんと震えた。
あまりの激しさに、気を失うことも許されず。
彼を受け容れたままの躯は、まるで自分の躯ではないかのように。
甘く痺れたまま、それ以外の感覚を忘れてしまったかのような、そんな錯覚にさえ陥る。
「ア…スラン……」
声を出すのも億劫なほどだったけれど、それでも絞り出すように、名前を呼んだ。
けれどその翡翠の瞳は、白濁にまみれた躯をじっと見下ろしたまま。
「早く終わればいいと思ってる?」
感情を無くしたかのような声で、そう繰り返した。
そんな様子に、否定しようとしても、言葉にならない。
何かを言いかけようとするキラに、ふっと意地悪く微笑んで。
「まだだよ、キラ。まだ…眠らせてなんかあげない」
狂宴は毎夜続く。
明け方近くまで交わり続け、互いの吐き出した熱に汚れたまま、泥のように短い時間を眠る。
その間も、アスランはキラの躯を離そうとしなかった。
そしてキラもまた、その腕にいる間だけは、安心することができた。
”抱かれる”というよりも、”犯される”という方が適切な行為でも。
それでも安堵していた。
その相手が他の誰でもない、アスランだったから。
身じろぎすらできぬほど、すべてを奪いつくされても。
掻き抱かれている腕の温もりは、ずっと欲していたもので。
たとえ、アスランの心が今はわからなくとも。
それでも、尚。
束の間の安らぎを覚えていた。
そして、今夜もまた。
宴は続く。
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真性アスキラー。
思いもよらずダブルOが歴代G
の中で一番好きな状況に。
成層圏の向こう側まで狙い
撃つ兄貴を愛してやまず。
BAS●RAの影響で戦国史に
どっぷり。VIVA眼帯。
えろすきーだけどホモスキー
に非ず。
オフラインでは【絶対零度】
というサークル名で活動中。